MARUYAの和火を知る
江戸の時代に生まれた
日本の伝統花火「和火(わび)」。
赤褐色の光を花のように咲かせ、静かに散るその姿は
四季の移ろいとともに表情を変える日本の情景を思わせます。

火薬と花火の歴史
硝石・硫黄・木炭の三種類の原料から作られる黒色(こくしょく)火薬は、世界最古の火薬といわれ、鉄砲とともに日本へ伝わりました。
武器として使われていた火薬は、江戸時代に入り、職人の手によって「平和の象徴」である花火へと姿を変えます。明治時代になると、鎖国の終焉により輸入された金属化合物を混ぜることで、色彩豊かな花火が生まれました。
この頃から、外国の薬品を用いた花火を「洋火」、江戸時代以来の黒色火薬のみで作る花火を「和火」と呼ぶようになりました。
江戸時代の花火 ― 和火 ―
江戸時代の花火は、シンプルなものでした。当時はネオンやビルの明かりがなく、夜間の照明といえば行灯やロウソクほど。炎の強弱だけで表現された単色の花火は、人々の目に驚くほど輝き、華やかに見えたでしょう。
花火といえば、絶え間なく夜空に輝くイメージがあります。しかし当時は、現代のような点火装置もありません。
花火職人が1発打上げるたびに筒を掃除し、また新しい花火玉を篭めて打上げる作業。
一発一発の間隔が広く、賑やかなものではありませんでしたが、そこには、花火と花火のあいだに生まれる余韻「間(ま)」がありました。
花火が散る様子をじっと見たり、水面に映る花火を見たり、音だけを聴いたり…当時は、そんな楽しみ方をしていたのだろうと想像できます。
限られたものの中に楽しみを見い出し、豊かに生きる知恵と工夫が、当時の人々に根付いていたのかもしれません。

MARUYAの和火
MARUYAは和火にこだわり、先人が大事にしてきた「日本の心」を継承していきます。
時を経て、花火は、原料も技術も大きく進化しました。
MARUYAでは、江戸時代の伝統的な技法を受け継ぎながら、原料の選定にこだわり、最新技術を取り入れて、より深みのある「進化した和火」を作っています。
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一、和火本来の美しさにこだわる
明るさや派手さではなく、色の深み、形状、火の粉の消え口など「和火本来の美しさ」を追求するために、原料の種類や比率、粒度、製造方法を細かく調整しております。
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二、静の美にこだわる
打ち上げの間隔を調整し、ゆったりと余韻を楽しめるリズムで打ち上げることで、和火本来の優雅さ・美しさを最大限に引き出す演出をいたします。
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三、品質・安全性にこだわる
国内の自社工場ですべての作業を手作業で行い、社内で管理できる範囲で生産を行なっております。また部品や製品は完成後、一つひとつ試験を実施。より高品質かつ安全性の高い花火を提供いたします。






